人間性＆身体性心理学を基調に、ナラティブ（物語り）を尊重し、その方がもっている力を信じて、考えや気持ちに寄り添いながら、心の整理をサポートしてゆければと存じます。関係性が築けたら、意味付けを変えたり、身体に宿るトラウマをリリースできるように身体感覚にアプローチしていきます。また、今の状態を臨床心理学的な観点から理論的にお伝えし、自己理解を促進します。

扱う心理療法は、SE™（Somatic Experiencing®）、BCT、DARe、CRM、TFT、EMDR、インナーチャイルドセラピー、アートセラピー、ゲシュタルトセラピー、フォーカシング、解決志向ブリーフセラピー、NLP、ブレインスポッティング、認知行動療法などです。脳の右半球で繋がり合いながら神経系を協働調整し、セラピーにより、左半球と右半球のバランスがとれるよう統合的セラピーを行っています。

 貧しくてお金が何より大切だと思う環境で育ち、人としての気持ちをどこかに置かざるを得なかった、裕福がゆえに冷たいベッドで誰にも気づかれないままひとり凍りついた心を抱えた子ども時代を過ごしてきた、自己嫌悪から相手を攻撃してしまい知らず知らずのうちに自分自身を傷つけてきた、精神的・肉体的暴力の中で必死に大人の顔色を伺い生き抜いたサバイバーたち。また、愛され育ってきたけれどなぜか主体的に行動が起こせない、社会生活は送れるが人間関係の悩みがつきない、恋愛でうまくいかない。悩みはないけれど一か月の自分をふりかえり洞察を深めたいという方々。

はなれに、そのままのあなたでお越しください。育ってきた背景を理解し、ひとりひとりの異なる価値観を尊重し、固有の感覚、わきおこる情動に寄り添っていきたいと、私は思うのです。

「どんな自分も大切で価値がある」と自身のありのままを受容し慈しむ心情が生まれる、そんな穏やかで優しい時をともに紡ぐことができれば幸いです。

あなたにとって、マインドフルネスな場所となりますように。